しばらくブログ更新できていませんでした。
仕事が忙しくなり~、出張が多くて~、ビジネススクールに通ったり~ と、
言い訳は色々とあるのですが、要は面倒になってしまったんですね。。
で、2018年、気を改めてボチボチ更新していこうと思います。
久しぶりの記事は本の読後感想についてです。
会社の人材育成の一環でマネジメントに関する研修や本の提供があり色々と読みました。勉強になるもの、ふーん という程度のもの色々と感想をまとめておきます。
今回は以下の3冊。
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「ザ・会社改造 340人からグローバル1万人企業へ」 三枝匡
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「企業変革力」 ジョン・P. コッター
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「結果を出すリーダーはみな非情である」 冨山 和彦
今時点でのamazonの評価、評価者数、発行日は
1. [4.6] 71人 2016年 2. [4.5] 22人 2002年 3. [4.2] 40人 2012年 でした。
表かは大差ないですが、発行日と評価者数感じですね。ただ、発行日に比べて
評価者数は1.が圧倒的に多いので人気の書籍なのでしょうか。
今回、会社から提供された本として読みましたが、自腹でも買うのはどれ?
と聞かれた場合、1.「ザ・会社改造」 ですね。
内容も読みやすいし、事例を元にしたためになる話だし、一気に読み切っちゃいました。本当におすすめです。
3.「結果を出すリーダーはみな非情である」ももう少し安く買えるのであればおすすめ。
以下に簡単に3冊の私なりの読後感想を。
1.「ザ・会社改造」
■読みやすさ:★★★★★ ■オススメ度:★★★★★
■感想:実際に株式会社ミスミグループの会社改造を行った著者の実体験に基づくストーリー仕立ての内容であり非常に読みやすく、あたかも自分も一緒に会社改造をしたかのような疑似体験もできた。ただの小説ではなく所々に出てくる著者から読者に向けた教訓や考え方のヒント、フレームワーク等 有効活用できる情報も多く、楽しみながら学べる本だった。現状の徹底分析(個に迫る)、顧客との距離(椅子職人の話)等、印象に残る内容も多かった。
2.「企業変革力」
■読みやすさ:★★☆☆☆ ■オススメ度:★★☆☆☆
■感想:企業変革をテーマに、事例を用いたアイデアや変革のプロセス、変革を行う際の失敗例 等が記載されている。書物が古いこともあるが、最近の日本の他の書物でも同じような内容でもっと具体的な企業の事例を元に書かれているものもあるため、特に目新しい情報はなかった。文字数が多いため読み飛ばす内容も多く感じた。
3.「結果を出すリーダーはみな非情である」
■読みやすさ:★★★★☆ ■オススメ度:★★★★☆
■感想:課長クラスの中間管理職のリーダーを対象にリーダーとはこうあるべきだというメッセージを伝える内容である。著者の歯に着せぬ言い方が分かりやすい。
目指すリーダーの姿、自身のマインドセット、今後身に付ける能力について、参考になった。
いわゆる大企業病にありがちな年功序列型、ムラ意識への批判や、野党的立場で批判だけ述べるような人になるのではなく、課長のような立場こそ体を張って挑戦し、挫折を経験するようなストレスフルな場に身を置くことが重要であるというメッセージは心に響いた。
以上